ダイバーシティ

中長期的な企業価値向上のための経営戦略

はじめに

現在、政府を挙げての女性活躍推進が叫ばれています。

しかし、実際には、多くの企業で“なぜ、今、女性を昇進させなければいけないのか”といった疑問が解決されていなかったり、“どこもやっているからとりあえず”というような対応になってしまっている印象です。

女性の活躍推進は、ダイバーシティーのなかでとらえる必要があります。そもそもダイバーシティーとは“多様性”で、女性に限定されることではなく、私自身は、“異なる背景や特性を持った人々が議論しあうことこそが健全であり、世界をより良い方向に向かわせる”という考え方だととらえています。今の日本では残念ながら、人口の半分を占める女性が、企業でほとんど活躍できていないため、 多様性が女性に限定されて語られているのだと思います。

それでは、なぜ、今、多様性が企業に対して求められているのでしょうか?

ここには、資本市場が企業に対して持続可能性を求める考えが背景にあります。これまで資本市場があまりに短期的な収益獲得に走りすぎたという反省から、なりふり構わぬ短期的な利益獲得ではなく、環境との共生や働く人々の満足を大切にしながら、持続的に成長する企業になってほしいという考えです。そして、持続可能な企業になるためには、企業自体の健全性と成長性が求められ、そこには多様性が必要であるということなのです。

女性の活躍推進が求められる背景には、このような資本市場の考えがあることを全社員の方に知っていただきたいと思います。ダイバーシティを会社の戦略に取り入れるこということは簡単なことではありません。今までのように同質なメンバーだけで行われていた意思決定のプロセスに異質なメンバーが入ってくるのです。女性の育成を経営戦略に取り込み、会社全員でこの課題を乗り越えるという決意を持つには”ダイバーシティ戦略こそが会社の持続に不可欠である“という全社員の理解が必要なのだというところから出発していただきたいと思っています。

 

  • ダイバーシティの本質1

    ”ダイバーシティ”=”経営戦略”

    総論: 企業の継続と成長の為には、新しい商品、サービスの開発、プロセスの見直し等々必要で、それを生み出す環境として、新しいアイディアが生まれてくる土壌=新しい視点を持った人材の登用、アイディアを組み入れる仕組みが求められる。 それがダイバーシティの本質的な理解であり、社内全員の理解が不可欠

    各論: 組織としては、女性や外国人を活用する仕組み。全ての働き手が、働きやすい仕組み。など”評価制度を含む様々な制度構築/運用”が求められている。
    個人としては、自分のキャリア意識を持つ事。立場、役割としての知識、具体的なスキルが求められ、その為の”個別研修実施・管理職向け/女性向け/若手向け”などの実施が求められる。

  • ダイバーシティの本質2

    なぜ、社内全員の理解の共有が不可欠なのか?

    一言でいえば、ダイバーシティは面倒なプロセスだからである
    ●ツーカーがなくなる
    ●“そもそもそれって?”という質問が出てくる
    ●時短の人が出てくる等々

    それでは、社内の理解とは?

    ”ダイバーシティとは企業の存続に不可欠であり、もはや逆戻りができない”という認識が必要。
    その認識を持つには、「そもそも会社とは?」「そもそも資本市場とは?」「会社が継続するとは?」「そもそも自社の経営戦略とは?」「私は何が求められているの?」といった知識の共有が必要です。

企業の持続可能性のキーワード~ESG

Environment
(環境)

Social
(雇用を含む社会的課題)

Governance
(企業統治)

  • まとめ( ダイバーシティを2つの側面からとらえる)

    ”持続可能性”のために

    Governance (企業統治):
    企業を取り巻くステークスホールダーの多様化への対応。多様性が健全性につながる。

    企業の成長性:
    ”経済のグローバル化” 多様な顧客に対応して企業成長していくためのイノベーションには人材の多様性が 不可欠

セミナーのお知らせ確実な理解をお約束します

プログラム例

経営層向け
ダイバーシティの本質的な理解(納得)を促す講演

女性社員向け
 自らの働き方を考え、責任ある仕事に就く意欲を高める研修
 ダイバーシティの本質的な理解(納得)を促す講演

既存管理職向け
多様な部下のマネジメントスキル研修
自分自身が多様な働き手であるという自覚を促す研修
ダイバーシティの本質的な理解(納得)を促す講演 

 

セミナー実績

【サンデンダイバーシティフォーラム2016】2016年12月22日

コンプレッサーやエアコンで世界的シェアを持つ、 サンデンホールディングス株式会社様にて、 野田が講演を行いました。
「経営から考えるダイバーシティとは何か」をテーマに サンデンダイバーシティフォーラム2016に登壇をさせていただいたのです。
http://www.sanden.co.jp/topics/2016/1229.html
同社は、とても積極的にダイバーシティの推進をしておられ、流石先端のグローバル企業と感じずにはいられません。 「経営=ダイバーシティ」の考え方が広まっていくのは、とても望ましいことであり、日本国中の企業がそのように考え、ダイバーシティの本質を捉えて、未来の成長を促進していただきたいと心から願っています!

【岡山でダイバーシティ】2016年9月

「野田弘子と言えばダイバーシティ」というつながりも徐々に浸透しつつある?昨今、野田の故郷岡山にて、岡山県産業振興財団様主催のプロフェッショナル人材戦略セミナーに登壇をさせていただきました。 100名という多くの皆様に、「本質」をお届けできたこと、く有り難く思っております。
野田のダイバーシティに関する講演を体験されたい方は、是非お問い合わせください。
本当に会社のこと、社員のことを思われるなら、ダイバーシティの本質を知ることは非常に重要です。

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